不登校対応する人に最低限共有しておいてほしいこと 不登校のタイプと段階

だいぶ、以前からのタイプ分けでは収まらない多様な学び=不登校ではない、学校へ行かない層も認められつつあるので、一概には言えないのですが、学校や相談機関の方が、このベースのタイプや段階、教育機会確保法すら知らない、ということはよくあり、それは「不登校対応」をお話しする、こどもたちの将来を心配する前段階としてお話しにすらならないと思うのです。

登校刺激の良しあしの前にまず最低限知ってからこどもに対応してほしい

OPENBASEの場合、不登校で困って相談されるホゴシャさんの悩みは意外と

「学校へ行けないんですがどうしよう」
ではなく、
「学校の対応が○○で、こどもが怖がってしまって」とか「学校や相談機関に~の意味が通じなくて話が進まない」
といった類のものが多いです。

登校刺激はしないでほしい、と伝えたところで、こどもにとって何が刺激になっているのかすらずれているので、
誰々くんの場合は、こうしたら学校に来るようになったので、とかの理由で「学校に来てね」アピールは、逆に不登校を長引かせるきっかけを作り出すことになることが多いです。

もちろん、こどもも大人も様々なので、正解はないかもしれない。でも、全国14万~20万人(各調査方法で数字が違う)ほどと言われる不登校。対策がわからない、ではこどもたちも救われません。そして一生懸命に模索している保護者も。

少なくても、基礎知識は調べる・知る・共有する義務はあると思うのです。学校来てない子にも言うでしょう。
最低限、読み書き計算くらいはできないと、って。
不登校対応にしても、保護者からみたら窓口の人にとっての「読み・書き・計算」くらいとして、ベースで理解しておいていただきたいことってあるんです。


不登校の段階

上でご紹介した参考リンクをじっくり読んでいただければある程度まとまっていますが、当事者目線で少し解説しますと…

(参考サイト:東京家学 https://tokyo-yagaku.jp/futoukou/type/ 「不登校7つのタイプ」)

先に出した例のなかで、~はこういったら学校来るようになったよ、と時は、「学校が嫌いでなかったり」「一時的な原因で行きたくない(担任が原因だったりクラスメートのいじめなどクラスが変わればよいものなど)」という前提の上に、回復期だったときだと思います。
理由が何にしろ、限界までエネルギー使い果たして通い続けてゼロ、になった状態から、ちょっと「いろいろやってみたい」「家にいてもつまらない、人と関わりたい」という時期に適切な登校刺激は、学校復帰のケースもあると思います。

OPENBASEと同じ青森県の弘前でフリースペースをされている斎藤さんの投稿がわかりやすいのでシェアしておきます。
ライフゲージとしてみるとわかりやすい。

不登校と言っても状態は様々で、
ライフゲージが赤〜黄色の時は休むのが最優先。
だんだん動きたくなってからの選択肢を増やす活動をしてるけど、誰でも彼でも引っ張り出すつもりではないですよ。 (参考:斎藤さんのFBより)

それこそ、赤になっている時期に「頑張れ」「頑張れ」とやってしまうと、結果回復期で自分で動きたくなるような流れをまげてしまったり、そこにたどり着くまでの時間を無駄に長くしてしまうことになります。

少なくても、この段階くらいは理解してこどもと接してほしいなと思います。

不登校のタイプ

不登校が問題行動ではなく、多様な学びの選択肢のひとつ、として捉えられつつあるので、この分類も一概に完璧とはいえませんが、なにかしら専門機関のサポートが必要な不登校も当然あります。

タイプを見誤ると間違った機関に繋いでしまう。そしてこちらでもまた、回復期までの時間が長くなってしまう二次的な問題が出てきます。

タイプと段階、少なくとも不登校のこどもと関わる大人は頭に入れておいて欲しい基礎知識です。

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