不登校ってなんですか? 真剣に答えてくれる方たちが揃います(5日八戸にてトークセッション開催)

不登校って何ですか?

当事者経験があったり、保護者としていろんな学校とのやりとりなどをしていると感覚的にはわかってきます。しかし、周りに共通の環境の人がなかなかいないことで、「自分のところがおかしいだけ?」と感覚的なものだけに自信がなくなってきます。

ある程度、こどもにとってこれが良いこと、これは苦しいだろうこと、マイスタイルが見えてきても根拠に対して不安を抱えたまま、こどもには不安にさせないようにしなくてはなりません。

今回、5日(土)のイベントに来てくださる加藤さんが代表のイクミナル
オンライン交流会で 全国の 同じ環境のひとの現状をきくことで、自分だけが感じている問題ではなく、全国的にそれぞれが同じ点で困っているということが明確にわかったこと。それが、不登校をより社会的に捉える、考える ことにプラスになってきたと思っています。


一度は小さくても、活動する側・運営する側になったほうがいいと思う理由

当事者親でありながら、支援側(支援という言葉は使いたくないですが)の活動を一度はしてみた方がいいとわたしは感じています。
社会のみなさんが思っているほどに、不登校の親は「こどもを甘やかしている」わけでもありません。学校NO、という対等なひとりの人間(こども)の意見を軽視しないようにもがいているだけ。

誤解をおそれずにいえば、甘やかすのであれば学校へ行かせている方が楽なんです。学校へ行くことと、勉強すること、だけでゲーム・家事・自学をどう働きかけるか考えなくていいのですから。親は進学のための三者面談や金銭の工面中心。
(これが簡単という意味で行っているのではありません。不登校の親に関しては、この学校へいく可能性も残したまま普通の親の責務も遮断しないままに、生活・将来・勉強全般に動かなくてはならない現状があるということです。)

普通の親です。
でも、不登校に真剣に向き合おうと思うと
・キャリアカウンセラーであり
・教師であり
・心理カウンセラーであり
・保健室の先生であり
・給食のおばさんであり
・美術の先生であり(才能ないのに)
・PC設定のプロであったり(主婦なのに)
・学校や社会とのコーディネータであったり
・時には(運動不足にならないように)パーソナルトレーナーであったり

育児のワンオペをはるかに超える役割が待っているわけです。
もちろん、それをしない不登校もありです。
ただ、まわりのみなさんがなにげなく批判するような 「社会にでてからどうするの?進路どうするの?」にこどもの感情をひとりの人間として軽視しない、ことを並行してやろうとすると、これだけの役割を親が自学自習でやらざるを得ません。

支援側に一度なってみることをお勧めするのは、そういうプロがなんのためのプロなのか、どういう分野のプロなのか、プロから見ると相談者はどういう立ち位置なのか、を知ることができるからです。




1、相談先を少し判別できるようになる

不登校ひとつとっても複合要因があったり、原因が感覚的で説明しづらいものもあります。ましてや、不登校というのはこどもと学校の問題。低学年であればあるほど「どうしていきたくないの?」に対する言語化もまだまだ難しいのです。
(イクミナルではアンケートを実施し、低学年で不登校になった場合、理由を言語化するより先に身体症状がでるという結果が出ています。のちほどデータ一部共有いたします。)

親も、自分のこどもの専門家ではあっても「不登校の専門家」ではない。そうすると、どの機関に相談するのがベストかわからなくなってしまいます。そして、多くの場合、窓口も不登校に対する理解は乏しいです。なにか答えが、希望が見えると思って相談しに行った保護者は打ちのめされて帰ってくることになります。

支援側になると、どの窓口がなにを担当していて、どこと連携していて、何を提供しているか、必然的にみることになります。地域の福祉イベントなどに出れば、自分たちの活動も明文化しなくてはならないし、長く続いている地域の団体も目にします。

この分野はこんな専門に分かれていたのか!とか、この地域にこんなサポート団体あったのか!とか、周知されてない情報に出会うことで、自分のいえの問題も、何に該当して、どこに相談すべきか検討がついてきます。

2、まわりの批判を客観的に受け取れるようになる

団体として何かをしようと思うと、自分側の想いだけでは伝わらないです。
そのことに興味がない、経験がない人を相手になにか活動をしていかなくてはならないので。

そうしていろいろな立場の人と関わると、「なぜこれを批判するのか」「なぜこういう問題が起きるのか」など制度や風土からみれるようになってきます。

それは、学校や行政を理解するのに役立つという意味ではなく、「無用な罪悪感を抱える自分」から解放されるということです。全てが育てかたや、こどもの特性に起因するのではなく、社会的要因があったりHSPという特性があることを知ったり。

学校や周りからの心無い言葉も、正論のようでいて、無理解から来ています。まずは、その無理解から発せられる言葉に傷つかなくてすむよう、じぶんたちが客観的に見れるようになるという利点があります。

3、何が必要なのか するべきことが見えてくる

現状、不登校は全ての役割を背負わないといけない環境であり、そのうえ課題が混ざっています。意識しなければ課題の切り分けすら難しいです。

いじめで行けないのか?
HSCで疲れてしまうのか?
起立性障害なのか?
音に過敏なのか?
集中できないのは発達に問題があるのか?
学習障害で勉強が遅れているのか?

不登校は、福祉・医療・教育・こどもの養育環境・社会の構造、いろいろなものが複雑に混ざって問題となってかたちに出ています。問題はこどもの方ではなく、こどもが鏡になって示してくれているだけ。
ならば、大人のできることは、「おとなである所以をちゃんと行使すること」。

専門家は専門的に解決に結びつける。親は、自己承認のための中途半端な不登校解消講座にハマるのではなく、じぶんのこどもにあった解決策を模索する。


 

しかし実際地方で信頼のおける相談窓口を見つけることは難しい

私自身も自分で活動をするまでは、市内の様々な窓口に相談しました。
しかし、専門とした機関がないのです。(もちろん相談窓口は行政も含め、いくつかありました。が、複雑な要因が絡み合っていることを理解している担当者はなかなかいないのではないでしょうか)

あっちの機関からこっちの機関に相談が戻る、というようなぐるぐるを経て、民間に辿りついてもなかなか「不登校=かわいそうなこと」のイメージでしかありませんでした。

具体的にできることが知りたいのであり、弱者として支援をしてほしいわけではないのに。
医療機関、カウンセラーも地方であれば、ラッキーで素晴らしい先生に出会う可能性にかけるしかないのが現状です。

そして、今回ご縁があり、
3つの分野の方をお招きしてトークセッションを開催できることになりました。

今週の土曜日10時より、あおば学院さんにてです。

講演会、というかたちにしていないのは、一方的に話をきくのではなく、直接お話しできて、自分のなかから解決の糸口が見える、そんな機会にしてほしかったからです。

☆発達障害
☆不登校
☆思春期のからだとこころ

なかなか相談場所を見つけることの難しい悩みの専門家が揃います。
べつに不登校でなくても、上記に関するこどもの悩みがある、教育者・保護者として上記のことについて学びたい、知りたいという方でも参加OKです。
参加費は500円になります。当日お支払いください。

参加ご希望のかたは、openbase8nohe@gmail.com まで
<お名前・メールアドレス・教育関係/保護者のどちらなのか・知りたいことor 相談したいこと>を記載のうえお申込みください。

参加条件はひとつだけ。

パネラーの皆さま、こどものこと、親の悩みに広い視野で真剣に答えてくださる方がたばかりです。
悩みの大きい小さいではなく、こどもの環境をどうにか良い方向に向けてあげたい、と真剣に悩んでいる方のみ とさせていただきます。

あわよくば、パネラーと相談者という枠を超えて、よい対話となればよいなと思っております。

共催 八戸あおば高等学院 さま http://hachinohe-aoba.com/
協力 合同会社HLCおいらせ さま  https://hlc-oirase.jp/ 
上級思春期保健相談士、看護師、受胎調節実地指導員、認定心理士

後援/データ提供 イクミナル http://ikuminal.com/wptop/